首都圏在住者、移住体験ツアー 県内企業訪問
首都圏在住者を対象にした移住体験ツアー「えひめ職の担い手移住フェア―ヒアリング・ジャーニー」が19~21日の3日間開かれ、13人が愛媛県内各地の企業などを巡り、先輩移住者の体験談に耳を傾けた。
県内での暮らしぶりや仕事の実情を知り、移住後のイメージを高めてもらおうと県が主催した。都内で2月、職に焦点を当てた移住フェアを開催し、その参加者を中心に東京や埼玉など関東圏の男女21~55歳が参加。19日は伊予市双海町、20日は3グループに分かれて上島町岩城島や大洲市の企業などを訪れた。
21日は伊予市下三谷のウェルピア伊予で2日間を総括したワークショップがあり、愛媛の印象、移住のメリット、デメリットを語り合った。イチゴやキウイなど県内産の果物に魅了された女性は「全国に認められる力がある。移住後は農業をと考えていたが、フルーツに関わる仕事ができないかと感じた」と発表した。